Myanmar Coffee Project-ミャンマーコーヒープロジェクト

ミャンマーと日本、暮らしと暮らしをつなげる一杯

【MCPまめまめ日記 vol.4 コーヒーの品種】

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コーヒー 一杯。
品種の個性と、品種を選んだ農家さんへ想いを馳せる。
 
前回の まめまめ日記 に引き続き、
味の決め手になるポイントをご紹介します。
今日はコーヒーの「品種」について。
 
<品 種>
お米の「こしひかり」「あきたこまち
りんごの「ふじ」や「王林」のように、
コーヒーも品種によって味の特徴が異なります。
本プロジェクトのカトゥーラ種とともに、
ほんの一部ですが、他の品種もご紹介します。

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◆アラビカ種
・ティピカ
 豊かな甘味、コク、クリーンな飲み口
 病害虫に弱く、生産性低い 
ゲイシ
 柑橘のような香りで注目を浴びる
 生産性が低く、希少価値高い
・ブルボン
 コクと甘みが特徴の風味豊かな品種
 病害虫に弱く、収穫量少ない
★カトゥーラ←本プロジェクトの品種
 良質な酸味と渋味。
 病害虫に強い。
 ブルボンの突然変異種
◆カネフォラ種
・ロブスタ
 独特な香りと強い苦味。
 病害虫に強く、安定的に生産できる
コーヒーは病気(さび病)にかかりやすく、
歴史的には、病気にやられてコーヒー大農園が閉鎖に追い込まれることも。
品種選びでは、病気のなりにくさや生産性も重要なのです。
カトゥーラ種は病害虫に比較的強く、樹木の背が低いので手入れがしやすい、美味しさだけではなく、安定生産が可能な品種です。
コーヒーを楽しむときに、品種の個性と、その品種を選んだ農家さんに想いを馳せていただけたら嬉しいです。
次回はコーヒー豆の産地の味の違い、
レーカイン村のコーヒーの味をご紹介します。

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