Myanmar Coffee Project-ミャンマーコーヒープロジェクト

ミャンマーと日本、暮らしと暮らしをつなげる一杯

【MCPまめまめ日記 vol.9  「持続可能な」アグロフォレストリーのヒミツ】

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明日も明後日も、
農業を続けられること、
美味しいコーヒーを飲み続けられること。
 
 
コーヒー農園というと、どんな光景を思い浮かべますか??

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よくみられるコーヒーの栽培は、広大な土地にコーヒーの木をずらっと並べて育てる方法ですね。
一方で、レーカイン村のコーヒー栽培は家の周りでコーヒーの木ともに様々な果樹や作物をいっしょに栽培しているとご紹介しました。

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このように多様な木々と作物とを組み合わせて栽培する農業を
「アグロフォレストリー(森をつくる農業)」といいます。
今、持続可能な農業として世界から注目されている農業です。

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なぜアグロフォレストリー(森をつくる農業)は「持続可能」といわれているのでしょうか。
まず、持続可能な農業を実現するためには、①環 境、②経 済、③社 会の3つのカギが必要といわれています。

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アグロフォレストリーが「持続可能」のための3つのカギを持っている理由はなんでしょうか。
①【環 境】:農業を続けられる環境があること
  • 土壌が豊かに(樹木の葉が肥料になる。化学肥料の使用を減らすことができる。)
  • 病害虫を防ぎ合う。化学農薬に依存しなくて良い(植物がつくりだす物質の一部は、の 植物の病気を阻害、または害虫を避けるなどの効果がある。)
 
②【経 済】:農家さんが農業で生計をたて続けられること
  • リスク分散(1つの作物の価格暴落や収穫量の減少がおきても、他の作物の収入があれ ば、生計への影響を小さくできる)
  • 収穫時期の分散(果樹などの木々は一般的に植えてから収穫できるまで数年かかる。
    多様な作物を栽培する
  • 多様な作物を栽培するアグロフォレストリーでは、木が育つまでの「木の収穫がない時期」でも他の作物を収穫でき、農家の収入になる)
 
③【社 会】:農業を続けられるように、社会に価値がしっかり認められていること、法・制
度があること
  • 高付加価値化(「オーガニック」などのように、特別な栽培法として社会から注目認められており、地域によっては認証制度があるところも。)
 
あくまで一部ですが、このようにアグロフォレストリー(森をつくる農業)は、「持続可能」のための3つのカギをもっています。

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さらには、農業が明日も明後日も続けられるためには、みなさんの応援が必要です。
レーカイン村のこの豊かな森をはぐくむ農業を、栽培されたコーヒーを、
ぜひ一杯のコーヒーで応援していただけると嬉しいです。
世界からその品質の高さが注目されている「ミャンマーコーヒー」を
明日も、明後日も、飲み続けられるためにも。
 
 
アグロフォレストリーは、農家さんが自然や作物を熟知し、知恵を絞って実践される素晴らしい農法です。しかし、アグロフォレストリーに限らず、どんな農業であっても、
農家さんは自然と対峙し、知恵と技術で、私たちの生活を豊かにしています。
レーカイン村、ミャンマー、そして世界中の全ての農家さんにリスペクトと感謝の気持ちを込めて、本日は「持続可能な『アグロフォレストリー』のヒミツ」をご紹介しました。

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ミャンマーへのエールをお待ちしています✨
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11月18日まで続く本プロジェクトのチラシを置いていただけるお店や団体等、大募集しています!

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どうぞよろしくお願いします🇲🇲☕️