【MCPサポーター様紹介 vol. 9 fabrito様】
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改めて、本当にたくさんの方々に支援いただいているなと感動しています。
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【MCPてくてく日記vo.31 MCP焙煎士と繋がれる!コーヒー飲み会のお知らせ】
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【MCPミャンマー紀行 vol.20 紅茶の日11月1日-ミャンマー紅茶異聞-】
「11月1日は紅茶の日」ということで、今日はミャンマーの紅茶について書きたいと思います。ミャンマーの紅茶事情も知りたいというお声もいただいております。
ミャンマーの地元の人たちは、コーヒーよりもお茶をよく飲みます。同じお茶の木からとれる葉を3種類の方法に加工します。
1) 不発酵茶(緑茶のように発酵させない製法)
2) 発酵茶(いわゆる紅茶、発酵させる製法)
3) 後発酵茶(加熱した後に微生物で発酵させる、食べるお茶)
緑茶(・・・と言っても、日本の緑茶のように緑ではなく、茶色)は、どの飲食店でも出てきますし、家でも日常的に飲まれています。食べるお茶は、結婚式などの儀礼や来客の際に必ず用いられます。お茶は山岳地域が気候的に適しており、少数民族がたくさん生産していますが、平地のビルマ族もたくさん消費していて、ビルマ族の文化にも密接にかかわっています。
■ミルクティーが大好き
ミャンマーの人たちは、喫茶店に行くと甘いミルクティーを飲みます。喫茶店の鍋には、紅茶が何時間も煮出されていて、濃い茶色になっています。それに、コンデンスミルクや牛乳などをたっぷり入れて、甘いミルクティーを飲むのが一般的です。注文時に、「甘め」「苦め」「普通」など、好みを伝えると、その通りに作ってくれます。ローカルの喫茶店では、ストレートの紅茶にはまずお目にかかれません。ちなみに、喫茶店には無料の緑茶も常備されていて、ミルクティーで甘くなった口を緑茶で落ち着かせることが多いです。
最近は、お湯を入れるだけで手軽にミルクティーが楽しめる「3in1」(紅茶、砂糖、ミルクが1袋に混ざっている)も一般的になり、喫茶店に行かずに自宅で紅茶を飲むことも増えてきたようです。
■ナムサンの紅茶
シャン州のナムサンという地域は、お茶の有名産地です。この地域では、3種類の加工法のすべてを行っています。イギリス植民地時代に発酵茶工場(紅茶工場)が作られ、今も紅茶の生産が行われています。しかし、中国製の紅茶のほうがコスパが良く、喫茶店の店主は中国製紅茶を買うことが増えているそうです。そのため、ナムサンの紅茶工場は、需要が伸びている後発酵茶(食べるお茶)の生産に切り替えるところが増えているようです。
■オーガニックを売りにするメーカーも
最近では、オーガニック認証をとって、それを売りにするメーカーも出ています。スーパーマーケットなどで簡単に買うことができ、お土産にピッタリでした。
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【MCP ミャンマー紀行 vol.19 ミャンマーいきもの語り その1】
コーヒーの話題とは、少々違うミャンマー話です。
コーヒーの収穫と村へアプローチの関係上、コーヒー農家を訪れる時期は主に乾期になります。特に山間部になると、雨季には行くも帰るも想像を絶する道路環境なので乾期でなければ到達困難です。日本のような明確な四季はありませんが、野生動物にとって乾期のミャンマーは日本の冬のような環境かもしれません。気温も低く、渇水期のために草木も休眠状態にあります。ですから見ることができた野生動物は多くはありません。今回はそのような中、出会ったいきものを紹介します。
空に舞う大きな絨毯
ミャンマー西域のチン州ライレンピーへは、バガン(世界三大仏教遺跡)から1000mの登り下りを数回繰り返す山道を1泊2日の行程です。
途中、いつも小休止する峠の村で休んでいた時のことです。ここはどこまでも青空が広がる気持ちのいい村です。見上げた青空に黒い一点の影がありました。
黒い鳥だなと思って見ていました。その黒点は、尾根の向こう側から湧き上がるように一つからやがて十数個に増え、こちらにやって来ました。
姿がようやく肉眼でもわかるようになり大きな鷲だとわかり、総数20羽ほどになりました。この大きな鷲は、ユラーシア大陸中南部、チベットやモンゴルあたりからミャンマーに冬鳥として渡ってくる「クロハゲワシ」です。翼を広げると250cm〜300cmほど、翼幅は90cmほどなので、まるで空飛ぶ絨毯です。高所や乾燥した草原に生息して、食性は肉食性で主に動物の死骸を食べます。
彼らは、はるか上空から地上で行われること、地上にあるものが認識できるほどの視力の持ち主です。これほどの鷲が集まって来ると言うことは、今この谷のどこかで豚や牛が屠殺されているのを見つけたからでしょう。さてこの時はゆっくり観察する時間も無く、後ろ髪を引かれる思いで車に乗り込み峠の村を後にしましたが、車の中からふと上を見ると、巨大な鷲が車の上を飛んでくれて、はっきりとこちらをみる鷲の目と僕の目が合いました。野生動物は結構、好奇心旺盛なのかも知れません。
やがて鷲は羽ばたき一つせず僕たちの車が行くことができない深い谷へと舞っていきました。
チン州を代表する鳥「ホーンビル(サイチョウ)」
ミャンマーで見る飾りや布には、ホーンビル(サイチョウ)がモチーフとしてよく使われます。
この種の仲間は、平地から産地まで広くに生息し、東南アジア全域で見ることができる中型〜大型の野鳥です。ミャンマーでは、チン州を代表する野鳥ですが、その数は年々減っているそうです。高木の洞に特殊な巣を作るため、その森林の減少が主な原因のようです。
さて代表する鳥だからよく見ることができるのかと期待すると、見ることは非常に難しいことがわかりました。彼らは、昆虫類、小動物から果実、木の種まであらゆるものを食べますが、ミャンマー国内では漂鳥(季節に応じて生活の場を移動する、国内の近距離の渡り)でした。乾季は、食物の得にくい山間部から平地へと移動しているようです。春になり、雨が降れば小動物も現れ、樹々には花が咲き実を付けます。
そのような中でも、一度だけ向こうの森から深く大きな谷を渡るホーンビルを見ました。独特の羽音をさせながら、ゆったりと羽ばたきながら、谷を滑空する姿を見ると、現地の人が伝統的な布にその姿を描くことが理解できます。
森に舞うインコ
森の中の道で無数のインコを見ることができました。日本でもペットが野生化して有名になったワカケホンセイインコの仲間です。
車に驚き一本の高木の周りを数百羽が行ったり来たりしていました。おそらく木の実を食べに来ていたのでしょう。森を背景にしての群飛は非常に美しい姿でした。こんなのを見ると道中の疲れは吹っ飛びます。
頭骨の中にみる野生動物のいろいろ
山間部の村、民家では軒先に祭りや葬儀に贈り物として屠殺された動物の頭骨を飾る風習があります。
このような風習は、東南アジア全域に伝統の一つとして見ることができます。
また頭骨飾りが多いほど裕福な家系だと言われます。頭骨飾りは、水牛や牛、豚など家畜の場合もありますが、野生動物が多く含まれています。小さなものでは、ホエジカやマメジカなど、中ぐらいでヤマネコ、イノシシ、カモシカなど。前回見たものは、それらの中で異色を放っていました。
現地の移動途中に立ち寄った店の軒下には、頭に白い鳥の羽(鶏ではない)が結えられ緑色に塗られたいくつもの頭骨飾りがありました。その中に一つ、丸い形に大きく長い犬歯、明らかに猫科の大きな頭骨です。
しかもあまり古くはなさそうでした。手にとって細部を見ればわかりますが、大きさからヒョウかトラであることは間違いなさそうです。詳しくは聞けなかったのですが、ドライバー氏によると子供の頃は森にまだトラがいたそうです。森を見ても野生動物の気配を感じることはまずありませんが、このような頭骨を見ることで彼らが確実にいることが分かります。
(ミャンマーのいきもの語りその1 )
河合ツグオ(ランドスケープアーキテクト)写真・文
【MCPまめまめ日記 vol. 13 ここで飲めます!レーカイン村のコーヒー】
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【MCPてくてく日記- vol.30 コーヒー飲み会】
クラウドファンディングでは、本プロジェクトメンバーの焙煎士と
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【MCPサポーター様紹介 vol.8 パラディーゾ コーヒーロースターズ様】
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