Myanmar Coffee Project-ミャンマーコーヒープロジェクト

ミャンマーと日本、暮らしと暮らしをつなげる一杯

【MCPまめまめ日記 vol.3 コーヒー豆の精製方法】

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フルーティな「ナチュラル」製法
豊かな甘みの「ハニー」製法
 
本プロジェクトでは、
コーヒー豆の製法が「ナチュラル」と「ハニー」に決まりました!
今日は、その製法の違いをご紹介します。
 
コーヒーの味の決め手の重要なポイントに、
「コーヒー豆の精製」があります。
収穫したコーヒーチェリーから種(=コーヒー豆)を取り出し、乾燥させる工程です。

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主な製法は下記の通り。

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ナチュラルプロセス
 コーヒーチェリーのまま乾燥
 →果実のまま発酵させるので、
 フルーティな味わいと、
 とろみのあるねっとりした舌触りが特徴的。
 ◆ハニープロセス
 皮むきし、粘着質を残して乾燥
 →粘着質が残っていることで、
 やさしい酸味と豊かな甘味に。
 しっとりした舌触り。
◆ウォッシュドプロセス
 皮むきし水洗いで、粘着質を除去
 →雑味のないすっきりした味わい。
 さらっとした舌触り。
 
※粘着質(ミューシレージ)とは、果肉を取り除いた下にある、ネバネバした部分です。
ウォッシュド<ハニー<ナチュラルの順に、濃くなるような、深くなるような、そんな味わいです。
ウォッシュドは水彩画、ナチュラルは油絵をイメージしていただくとわかりやすいです。
ハニープロセスは、ネバネバした粘着質をのこす方法なので、
手間がかかる繊細な方法ですが、丁寧に処理されたコーヒー豆は深い余韻の一杯となります。
本プロジェクトのコーヒーで、コーヒーのフルーティな味わい(ナチュラル)と、豊かな甘味(ハニー)を体感していただければ嬉しいです。
 
いつも見ていただきありがとうございます。